山梨車体協公式ブログ

2025.08.04

【ご依頼】整備マニュアル等の提供に係る実態調査(令和7年度お困りごと調査)について

組合員 各位

 国土交通省物流・自動車局安全政策課より自動ブレーキ等の先進技術については、適切な点検整備を行うため、自動車製作者等が定める整備マニュアル、外部から電子制御の状態を読み取るためのスキャンツールが不可欠となっているところ、法令により、自動車製作者等が自動車特定整備事業者に対し、整備マニュアルや純正スキャンツール(※)といった型式に固有の技術情報を提供することを義務付けているところです。

 一方、自動車特定整備事業者からは、整備マニュアルや純正スキャンツールが適切に提供されていないといった事案が報告されていたところ、令和7年6月の第30回自動車整備技術の高度化検討会において、令和7年度の取組として、整備マニュアル等の提供に係る詳細な実態調査(困りごと調査)を行うことを関係者で合意しました。

 ついては、これを踏まえ、別紙のとおり調査を実施することとなりましたので、お知らせするとともに、調査にご協力いただくようお願い申し上げます。

※ 自動車メーカーが専業工場等に「純正スキャンツール」を提供する場合、リコール等の一部機能を制限する。これらの機能を制限されたスキャンツールを「専用スキャンツール」と称するが、本調査では特に区別しないこととする。